8月15日

今日は、ビスコ 2歳の誕生日。

 

 

 

 

ビスコが生まれる2週間前、妻の父が他界した。

 

 

義父が危篤と知り、1歳になったばかりのどんをペットホテルに預けて、妻の実家がある鹿児島に飛んでいった。

 

鹿児島に向かう新幹線の中での妻の顔を、今も忘れられない。

 

初めて見た顔だった。

 

 

 

実の父を亡くす気持ちを、私は味わったことがない。

 

 


約1万km離れた土地へ、一人娘を嫁に出す父の気持ちを、私は味わったことがない。

 

 


父娘関係は当人にしか分からないことではあるが、あの妻の顔は、どれだけ頑張っても私には真似ができない顔だ。

 

 

 

 

無論、ビスコは義父に会ったことがない。

 

ビスコが生まれる2週間前に義父が他界したのだから。

 

 


それでもビスコは、義父の何かを受け継いでいる気がする。

 

私がふざけて妻にちょっかいをかけようもんなら、ビスコは私に向かって吠えてくる。

 

「〇〇が嫌がることをするな!」 と言わんばかりに。

 

 

 

ビスコは、どんの次に妻のことが好きだ。

 

毎日一緒に暮らす私がそう思うのなら、それは間違いではない。

 

 

 


妻は、母さんの次に父さんが好きなはずだ。

 

あの顔を見た私がそう思うなら、それは間違いではない。

 

 

 

 


毎年8月2日、8月15日に思うことが沢山ある。

 

 

お義父さんに思うこと、ビスコに思うこと、妻に思うこと、ご先祖様に思うこと・・・

 

 


ただ両手を合わせるだけでは伝えられない溢れる想いが、私にとっての明日の動力だ。

 

 

飼い主について

 

 

申し遅れましたが、飼い主の自己紹介を。

 


兵庫県在住 31歳 男性 会社員
家族は、妻と愛犬2匹

趣味は、お酒、ラジオ、デジタルガジェット収集、犬

 

 

実家がマンションということもあり、ペット飼育経験なし。


動物と触れあう機会がなく、触らず嫌いで犬猫が苦手なまま、30歳を迎えようとしていた頃。

 


たまたま立ち寄ったペットショップで、月齢2ヶ月ちょいの「どん」と出会った。

 

ちょうどペット可のマンションに引っ越したばかりということもあり、この犬を飼いたいと妻に懇願。


「犬飼ったら、触れるようになるから」
「世話もちゃんとするから」

と、子どもがオモチャをねだる図。


妻は、「共働きで留守番が長くなるからかわいそう」と断固反対。


なぜ、その時「どん」にこだわったのかは、自分でも上手く説明できない。


「とにかく、今、この犬を連れて帰りたい」という強烈なインスピレーション。


妻の反対を押し切り、犬との生活が始まった。

 

 

 

f:id:donbisco:20201202221246j:plain

どんを迎え入れた日

 

 

ここからは、どんを飼い始めてからの備忘録を投稿していく予定。

 

 

 

愛犬どん&ビスコを紹介します。

 

我が家の愛犬たちを紹介します。

 

 

 

f:id:donbisco:20201202210538j:plain

                 どん

オス(去勢済)

2歳(2018年6月12日生まれ)

【性   格】 のんびり、おっとりのわりに、初対面の犬への攻撃性高め

【 攻撃手法 】   吠えないかわりに、鼻シワシワにして歯ムキッ

【特   徴】  マズル短め、足短め

【好きなもの】 人間全般(特にメガネで小太りのおじさん)、野良猫

【苦手なもの】 未去勢のオス犬、病院、前足を触られること

 

 

 

 

f:id:donbisco:20201202210553j:plain

                 ビスコ
メス(避妊済)

1歳(2019年8月15日生まれ)


【性   格】 洋犬並みにフレンドリーなわりに、繊細、ビビり、独占欲強め

【 攻撃手法 】   とにかく吠える

【特   徴】  首の白毛、足長め

【好きなもの】 どん、犬全般、食べ物全般

【苦手なもの】 物音、インターホンの音

 

 

 

どんが1歳4ヶ月の頃、月齢2ヶ月のビスコを我が家に迎え入れた。

 

常に構って構ってとどんにまとわりつくビスコ


歯をムキッとしながらも、本気で怒ることはなく、上手にあしらうどん。

 

 

2歳を過ぎ落ち着いてきたどんにとっては、ビスコの存在がストレスになっている節もあると思う。

 

 

 

f:id:donbisco:20201202210908j:plain        f:id:donbisco:20201202210942j:plain

 

 

 

それでも、楽しそうに2匹で走り回っていたり、2匹寄り添って寝ているのを見ると、ビスコを迎え入れて良かったと心から思う。

 

もちろん、どんを迎え入れたのも。

 

 

ブログはじめました。

我が家では2匹の柴犬を飼っている。

 

 

 

f:id:donbisco:20201202205051j:plain

 

 

 

名前は、「どん」「ビスコ

 

まだ2歳と1歳で、何もなければあと10年は生きてくれるはずではあるが、ふと思うことがある。

 

もしもどんが、ビスコがいなくなったら、自分には何が残るのか。

 

すぐに次の犬を迎え入れようなんて思えるはずがないし、
過去の思い出を振り返れば振り返る程悲しくなるだろうし、
もしかしたら、もうこの世にはいないことを受け入れられないかもしれない。

 

「うちのどん知りませんか?」
「うちのビスコ知りませんか?」
と、近所に聞いて回る自分すら想像できる。

 

そんな時、読み返すことで冷静になったり、思い出に浸れたり、

犬がいた事実も、いなくなった事実も受け入れられるよう、ブログを始めようと思う。

 

ブログタイトルは
「うちのどん&ビスコ知りませんか?」に決定。

 

 

 

f:id:donbisco:20201201221541j:plain

うちのタマ知りませんか


 

 

 


どんを飼い始めてしばらくした頃、Instagramを始めた。

 

SNSといえばmixiと思っていたほど、世の流行に疎い人間が始めたInstagram

今やフォロワー800人のアカウントに。

 

 

 

 

 

 

 

 

フォロワーの画面を汚さない程度の頻度で犬の写真や動画を投稿しているが、長文の投稿はオジサン臭いらしく、短文を心掛けている。

 

 

文章を書き連ねたい欲求が満たされない今の時代に、文字メイン、ちょこちょこ写真、内容は犬、犬、犬。

 

誰に読んでもらおうとか、読者を増やそうとか、はたまた稼ぎたいとかの欲は皆無。

 

どうやら過去日時の投稿もできるらしいので、過去に犬と出かけた記録なんかもしていきたい。

 

 

 

完全自己満足のブログ、はじめまーす。

 

 

 

 

【どん&ビスコ】柴犬だらけのドッグラン

 

 

 

柴犬だらけの、 海とのふれあい広場ドッグラン

 

 

 

f:id:donbisco:20201214213044j:plain

 

 

 

同じ赤柴でも、顔や体つきはもちろん、性格も好きなものも、皆それぞれ。

 

 

人間と同じく、一匹たりとも同じ犬は存在しない。

 

 

 

【どん&ビスコ】階段

 

 

f:id:donbisco:20201209095312j:plain

 

 

 

我が家には、5段ほどの階段がある。

 

 

階段の上は、どんの落ち着く場所ランキング上位。

 

 

人間が頻繁に行き来する場所ではないので、寛げるのかもしれない。

 

 

寛いだり、ウトウトするどんが可愛くて、階段の下から写真を撮ることが多い。

 

 

f:id:donbisco:20201209095717j:plain

クリスマス服を着せられて、不機嫌



 

f:id:donbisco:20201209095711j:plain

寝方が・・・

 

 

 

f:id:donbisco:20201209095706j:plain

冬毛と眠気で顔が・・・



 

 

子犬の頃は、階段は上れても、下りることができなかった。

 

 

今となっては、懐かしい。

 

 

 

f:id:donbisco:20201209095930j:plain

下りたいけど、下りられない

 

 

 

【どん&ビスコ】柴犬同士のじゃれ合い

 

 

 

今日も今日とて、海とのふれあい広場ドッグラン

 

 

 

 

f:id:donbisco:20201209092325j:plain

上手に遊んでくれる黒柴さん

 

 

 

柴犬の遊び方は、少々手荒い。

 

 

唸ったり、噛みついたり、タックルしたり。

 

こうやってひっくり返し合うのも常。



それでも、痛そうにキャンと鳴くことはないし、本気で怒っている訳ではない。

 

概ね、柴犬の飼い主はそれを理解しているので、

他人様から見るとケンカ?と思われそうな遊びが始まっても、微笑ましく見守る。